『トリカゴ』
辻堂ゆめ『トリカゴ』読み終えた。
ミステリー小説の中盤、話が転がっていくところで、深夜にあくびを連発しながらもページを繰る手が止まらなかった。
読んでいてなんだかドラマのノベル化みたいだなーと思ってしまったのは、たぶん会話文が多かったせいもあるし、舞台が「今」だったからだろう。
やや冗長に感じる面もありながらも、会話文だから読み進むのはさして苦ではなかったな。
女性刑事が主人公で、一緒に事件を解決する相棒が上から目線の男性刑事っていうの、キャラが動かしやすい組み合わせなんだろうか。わりと見かけるパターンだよね。
僕はこの男性刑事が登場するたびにイラッとしちゃってダメでした。
辻堂ゆめさんの著作はもう少し読んでみようかなって思います。